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労災法H26-2-オ[改題] [労災保険法]


【 問 題 】

労災保険は、労働者の業務災害、複数業務要因災害又は通勤による
災害に対して保険給付を行う制度であるが、業務の実態、災害の
発生状況等に照らし、実質的に労働基準法適用労働者に準じて保護
するにふさわしい者に対し、労災保険の適用を及ぼそうとする趣旨
から、中小事業主等に特別加入の制度を設けている。







【 解 答 】 正しい。


【 解 説 】

労災保険法は、労働者の業務災害、複数業務要因災害又は通勤災害
に対する保険給付を行う制度ですが、労働者でない者の一部について
は、労働者と同じように労災保険法によって保護するにふさわしい
場合があります。
そこで、保護するにふさわしい者に対しては、「特別加入制度」と
して任意加入を認め、労災保険法による保護を図っています。
なお、特別加入できる者の範囲は、全面適用を目途とする中小事業
の保険加入の促進と労働保険事務組合の普及に資するため、一定
の中小事業主とその事業に従事する者をその対象とするほか、特に
自営業者については、業務の危険度、業務の範囲の明確性ないし
特定性等を考慮し、その範囲を定めています。



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