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総則 [労働安全衛生法]

労働安全衛生法の総則における定めに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A 労働安全衛生法は、職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することを目的とする。

B 機械、器具その他の設備を設計する者は、これらの物の設計に際して、これらの物が使用されることによる労働災害の発生の防止に資するように努めなければならない。

C 機械、器具その他の設備を製造する者は、これらの物の製造に際して、これらの物が使用されることによる労働災害の発生の防止の措置を講じなければならない。

D 作業環境測定とは、作業環境の実態をは握するため空気環境その他の作業環境について行うデザイン、サンプリング及び分析(解析を含む。)をいう。

E 労働者は、労働災害を防止するため必要な事項を守るほか、事業者その他の関係者が実施する労働災害の防止に関する措置に協力するように努めなければならない。


正解:C  
A 正。記述のとおりです。

B 正。BかCかって感じの問題ですよね

C 誤。「防止の措置を講じなければならない」という義務規定ではなく、「防止に資するように努めなければならない」という努力義務規定です。

D 正。記述のとおりです。

E 正。記述のとおりです。なお、本肢は労働者の責務について規定したもので、努力義務規定とされています。


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